隣の芝生は青く見えるのか-1(芝生ってなんぞ?)

庭の芝生管理の話。

田舎住みなので、庭がある。そこには自分の親世代から芝生が生えており、ちょっと前に家を触ったときに、芝生部分を拡張した。

小さい頃から慣れ親しんだ芝生。その管理が結構楽しい。


そもそも芝生とは

そもそも芝生とは、イネ科で多年草。イネ科なんで、放っておくと、縦に伸びる。そこを敢えて刈り込んでストレスを与えることにより、地下茎、いわゆるライナー部が「縦に葉っぱを伸ばすと、すぐ切られる。やばい。生きていけない。じゃ、横に広がって栄養一杯取ろう。」となり、面的に密になるって流れ。


一般的家庭の芝生種類

芝生の種類は大別して「夏芝」と「冬芝」があり、日本芝と一部の西洋芝は「夏芝」、ほとんどの西洋芝は「冬芝」である。

公園等に生えている葉幅の狭い緻密な芝は、「高麗芝」か「姫高麗芝」。まー間違いない。樹木の下など、人が座らないようなとこに生えている葉幅の広い粗い芝は、「野芝」。まーほとんど当たっているハズ。前者は座って気持ちいいし、後者は座ったらチクチクするやつ。これら3種類が一般的な「日本芝」であり、「夏芝」である。

プラス、サッカー場等で用いられている芝が「ティフトン芝」と呼ばれるものであり、回復力が早い。これも「夏芝」である。

「夏芝」は、暑さに強く、寒さに弱い。なので冬になると冬眠します。緑じゃなくなります。いわゆる、枯れた色になります。が、したたかに生きています。

一方、「冬芝」これは逆で、寒さに強く、暑さに弱い。日本で「冬芝」が見られるのは、一年中緑なサッカー場やゴルフ場や野球場での冬に生えているもの等。一般的な公園の緑地や一般的な家庭の庭には見られないものである。

で、一般的な家庭の芝生は、「高麗芝」。これで間違いない。※庶民の考えです。


→芝生の植え方

→芝生の育て方