隣の芝生は青く見えるのか-2(芝生の植え方)

芝生の話その2 植え方


芝生の好きなもの

一般的に、芝生は太陽光が当り、適度な雨が降れば、そうそう枯れることはない。が、生物なので土壌(地盤)に左右されやすい。

芝生がスクスク育つ土壌としては以下のとおり。

  • 排水性が良い
  • 保肥力が高い
  • pH値が極端でない
  • 酸素がある
  • 栄養がある

床土

芝生の下の土を床土っていうけども、適しているのは、ちょっと粘土っぽい砂。むつかしい。というか、そんな材料はなかなか手に入らないので、通常は砂。これでいい。これを厚さ200mm程度。

が、しかし。砂は排水性は良いけども、保肥力が低く、栄養がない。ので、土壌改良材を混ぜてやる。ホームセンターで売っている「バーク堆肥」。これを厚さ200mmの床土に1.0kg/m2程度。これで床土にバクテリアがわんさか沸いて、床土が肥沃になる。

と、砂にはもう一つ問題点が。締め固まりやすい。床土が締め固まると、酸素不足、排水不良、根っこ窮屈と、芝生に悪影響しかない。で、これまたホームセンターで売っている「イソライト」、もしくは「黒曜石パーライト」と「真珠岩パーライト」。これまた厚さ200mmの床土に15リットル/m2程度。これで、将来的に床土が締め固まっても、通気性と排水性と保水性が確保される。

あと、元肥として普通肥料を100g/m2程度やっておけばOK。


植え時期

一般的に2~6月。つーか、冬前は冬眠しちゃうんでNG。夏は暑いんでNGってことで。


次回、育て方。

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