ようやくカブに太いタイヤを入れた話。
ちょっと、チェーンの張り具合に偏りがあったので、事務所近所のバイク修理屋さんに行ってみた。で、チェーンを見てもらったトコロ
「あー、チェーン伸びちゃってるね。偏りってのは、伸びているトコロと、伸びていないトコロがあるから偏るのよ。いきなり壊れることは無いけども、何かの拍子にドリブンスプロケから外れる可能性はあるよ。あ、ドリブンってドライブの受動態だから、後ろのスプロケね。英語わかる?せっかくだから、チェーン交換してみる?あ、自分でね。チェーン交換の基本は、ドリブンスプロケも一緒に交換だからね。横着しないでね。タイヤもツルツルだから、タイヤと一緒に交換しちゃうと楽だよ。どうする?」
って流れで次の日には純正チェーン(98ピン)とドリブンスプロケ(39T)ゲッツ。急いでタイヤを注文して、先週の土曜日午後に全て到着。
ホワイトレター
早速ポスカ(中字)でホワイトレター化。締まる。格好いい。
注文したのは、前後共にダンロップのK98。3.00-17。純正が2.50-17なんで、太さは0.5インチ*25.4=12.7mm増。このてのタイヤは扁平率ほぼ100%なので、半径12.7mm、直径で25.4mm増。
前タイヤ交換
早速装着。前のタイヤ、ブレーキワイヤーと走行計のワイヤーを外したら軸を取る。
めちゃ楽に外れる。
超簡単。
右に見えるタイヤレバー。3本あるけど、真ん中の小さいの。これだけで充分。返しが大きいと、タイヤをはめた時に、中のチューブに引っ掛けてチューブに穴が。
リムの中。錆はまだない。まだ。きっとそのうち。
で、装着。干渉なし。カブのフロント、純正リムで3.00-17余裕。
後タイヤ交換
次いで後輪。後輪の軸にかかる前に、ブレーキワイヤーと、位置決めのアームを外す。このアームのナットには割りピンが付いているので、純正注文しとくと割と幸せになれるっぽい。
軸には後ろから見て、右側に14ナット。左側の外側に19ナット(アクスルナット)、内側に23ナット(スリーブナット)。
右の14をメガネで留めて、左の19を緩める。と、軸がスコんと抜ける。左内側の23は?
いい疑問です。実はカブ、後輪のリムとスプロケは機械的に繋がっていないスゲーメンテ楽チン構造なんです。
ちょっといい写真がないので恐縮ですが
中心のベアリング周辺に窪み(凹)。
で、ドリブンスプロケの背中に凸。
この凸が凹にハマり、駆動しているわけ。
せやかて工藤。
で、調子に乗ってちゃっちゃっとタイヤ交換。実はこれチューブ3つ目。先ほど書いたとおり、返しの大きなタイヤレバーを使った結果、組んでる途中にチューブを破損してます。いい経験。
チェーン・ドリブンスプロケ交換
さて。いよいよチェーンとドリブンスプロケ交換。バイク修理屋さんに教えてもらった手順は
- チェーンカバー下を外す
- チェーンカバー上を外す
- 古いチェーンは付けたまま、古いチェーンピンを外し、そこに新しいチェーンを取り付けて一周回す。すると、ドライブスプロケはそのままでチェーンが交換できる。素敵。
- 先ほどの23ナットを外し、ドリブンスプロケを外す。
デーン。後ろに写っているのは古いチェーン。燃えないゴミの日に廃棄処分。ちなみに、スプロケを留めている4つのナット。相当肉薄のメガネじゃないと端が干渉します。丁度肉薄のボックスレンチがあったんで良かったけど、それがなかったら詰んでた気が。
それと、その4つのナット。相当硬い。先程の凸部を万力に当て込んでナットを緩めるか、タイヤ側の先ほどの凹部に入れて、タイヤを押えてナットを緩めるか。丁度そこに万力があったんで良かった。偶然は2度続いたので、これは偶然ではない。
カブのタイヤ選択
スーパーカブのタイヤを太くしてから気付いたこと
カブ。すごい楽しい。乗って楽しい、弄って楽しい。こんな乗り物は三菱ジープのJ53以来。
しかし風防。なんとかしたい。が、冬が始まるのである。正味キツい。
←中免取得
↓キャンツーの道具。
キャンプツーリングに持って行く道具一覧(テントシート編)
買ったもの
【DUNLOP K98 3.00-17をwowmaで見てみる】
カブに乗るということ