キングコング西野は鼻に付くか

キングコング西野さんの「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」を読んだ。

そもそも、南海キャンディーズ山ちゃんが好きで、水曜JUNKもむにゃむにゃして聴いている。
ので、しょっぱなからアンチ西野スタートである。

ことの始めは、愛知県新城市にお住いのスズキタカさんのブログがきっかけ。
なんだか、面白そうな内容だったので、一応アンチだけど読んでみた。
一応アンチだけど。

内容。

西野さんすげー面白い。
テレビ見ないんで、漫才している西野さん知らないんだけど、そんな西野さんの一部なんかどーでもいいくらい、オモロイ事言ってる。

これは山ちゃんヤバイよ。西野さんオモロイよ。

と。
本の内容については、前出のスズキタカさんのブログに詳しく載っているので、そちら参照宜しくということで。


感想その1

すげー引っかかる。すげー鼻に付く。

何が引っかかるって、何が鼻に付くって、西野さん。
男前にも関わらず、オモロイこと。

これダメなやつでしょ。

男前がオモロかったら、俺らブサイク組みがオモロくても到底敵わないじゃないですか!
ってのが山ちゃんの意見。

ごもっとも。ごもっともでございます。

でも、今回鼻に付いたのはそこじゃない。そこも腹たつんだけど、今回はコレ↓


分厚い本が腹立たしい

「魔法のコンパス」、1500円致します。334ページあります。分厚いです。2cm超します。

ページ開きます。文字の大きさに驚きます。お陰様で見やすいです。
行間の広さにまた驚きます。お陰様で読みやすいです。
各章の見出しなんて、さらに大きなフォントで1ページどーんと使ってます。
お陰様で、とてもテンポ良く次々読めてしまいます。

結局、3時間ほどで読み終えます。

読み終えて気が付きました。普通、2cm超えの本、2日程かかるんじゃね?

で、同じようなサイズの本と比較。

「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」
43文字*18行*294ページ=全227,556文字で1,800円。1文字当り0.008円。

「魔法のコンパス」
31文字*12行*334ページ=全124,248文字で1,500円。1文字当り0.012円。

西野さんの本、はじめての〜著者デビッド・アレンさんより1.5倍文字単価高い。それはいいんだけど、問題はやはり

文字数少ないのに、敢えて分厚くすることにより、本そのものの価値を高めて売っているトコ。

あー腹立たしいっす腹立たしいっす。


でも

ちょっと、今までの価値観が簡単に崩れ落ちる感覚だったので高校1年生の甥っ子に勧めました。

これからの世代にこそ読んでもらいたい一冊。