Black Diamondのモジランタンが丁度いい

お手軽LEDランタンの話。キャンプや登山で一個あると嬉しいのが、お手軽なランタン。特に、ソロで一泊なんて時は無駄にランタンをばら撒いて一人悦に浸る。とか書いているとテン泊したくなるので困る。


Black Diamond

もともとブラックダイアモンドってメーカーとの出会いは登山。イメージとしては、攻めるブランド。いわゆるハーコー。

高機能なアパレルや、しっかりまとまった登山用ソロテントなんかに食指が動いていた。

知り合いがこのブランドのアポロってランタンを持っていて、なんか小さいのに使うときは大きくなって見た目も可愛いとか、どんだけ全方位充実してんだよ!って。


ランタン

登山の時は、ヘッテン、いわゆるヘッドライトがあれば、暗い時でも行動できる。何年か前に購入した、mammutのヘッテン。キャップみたいな物を装着すれば、ランタンにもなる優れもの。登山用品には、こういうちょっとした工夫で機能を増やす商品が多いので楽しい。

最大で50ルーメンとか。登山時や、テント内ではこれで十分。


キャンプでのランタン

が、キャンプ時での照明となると、これだけでは少々さみしい。明るさがどうこうではなく、これ一個ってのがさみしい。

そう。キャンプ時の照明に求められる(求める)のは、賑わいだ。

騒々だ。

混沌だ。

暗と明が不規則に存在する空間だ。

これが非日常への入り口となるのだ。

とか、勢いのまま綴ったが、あながち間違っていない。照明は多い方が楽しい。

夕暮れ近く、薄らボンヤリして来た頃、そろそろ夜の準備だっつってLED灯をテーブルやテント付近に置き、ごそごそと燃料系のランタンを出してきて、ガラスのグローブを拭いたり、加圧したりの手間が楽しい。


LEDランタン

しかし、いくらなんでもカブキャンプで燃料系のランタンってのは荷物的にキツい。カブにキャリアとか付ければなんとかなりそうだけども、荷物は背負う派なんで、キツい。そんな縛りなくせばいいんだけど、もう暫くはこの設定で楽しみたい。

と、いう背景のもと、ここからが本番。

コンパクトで明るいLEDランタンの登場。

BlackDiamondのモジっていうランタン。

松ぼっくりは喋る。

小さい。圧倒的に小さい。適当にバックパックに放り込むと、その小ささゆえ、バックパック内捜索が必要になる程。


電池

電池は単四が3本。お手軽。

しかし、パナソニックやエネループは問題なく装着できたが、アマゾンなんかで売っている安くて知らないメーカーのものは、接点形状が合わず、通電しなかったので注意が必要。


明るさ

最大照度100ルーメン。

100ルーメンってどんだけやねん!それは明るいんかい!ってツッコミはごもっともなんだけど、こういうランタンは数字じゃないと思っているので、そこにはこだわらない。

あえて100ルーメンを表現するならば、薄らボンヤリ周囲が明るいな、程度。そんなんでいいと思う。

キャンプだし。


明るさ調整ができる優れもの

ボタンは一つ。

押すと点灯。も一回押すと消灯。

付いていても消えていても、ボタンを長押しすると、明るさが調整できる。

しかも、最大時と最小時に一度点滅するので、設定しやすい。なんという心憎い設計。やっぱブラックダイアモンドってハーコーだわ。


早くこれ持ってカブキャンプに行きたい。目指すは能登か松本か。