前回のカスタムで、出力は確保できたので、今回は精度UPを狙う。
出力が0.96Jと丁度いいくらいになったので、今回は精度UPを狙って作業。
項目は以下のとおり。
・とりあえず強化シアーに交換。これは耐久性UP。
・気密UPは精度UPに繋がるっぽいのでチャンバー周り。
強化シアー
PDI製の強化シアーに入れ替え。
ピストンがノーマルなんで、今のところファーストシアーのみ交換。
交換時にシアー周りの機構をお勉強。
と言っても、構造はいたって単純なんで、一度バラせばなんとなく把握。
気密UP
気密UPすると、出力が安定するので、結果として弾道が一定し、精度が上がる。
箱出しの気密を確認するため、バレル先端を指で塞いでトリガーを引くとチャンバー辺りから、ッスゥーッって空気漏れの音ががが。
当然、塞いでいる指を外してもバレル先端から空気が出てこない。
結果、箱出しの気密はゼロ。
気密UPメニューは以下のとおり。
・チャンバーパッキンとシリンダーの密着度をUP
・チャンバーパッキンの広がりを防止
・ホップの掛かりを強化
・ホップレバーのセンタリング
チャンバーパッキンとシリンダーの密着度をUP
凸砂KUZZさんのKカスタムを参考に、アウターバレルの後部を1mm程度グラインダーで削る。
結果、ストックとトリガーガードとの隙間が狭くなってるので、ネジ1回転分シリンダーが前進したことがわかる。
チャンバーパッキンの広がりを防止
シリンダーを引いて戻すと、シリンダーヘッドがチャンバーパッキンに押し込まれるわけだけど、その際わずかにチャンバーパッキンが広がります。
チャンバーパッキンにアルミテープを巻いて、これを防止。
30mm幅が使いやすい。
さらに、チャンバーパッキンのホップ部にビニルテープを貼り付けてホップを強化。
最後にチャンバーパッキンとバレルの隙間をパイプシールで塞ぐ。
ホップレバーのセンタリング
これ。精度を上げるうえで最重要事項な気がする。
マルイも結構考えていて、球状のBB弾に面を当てる方法として、爪2本を使い、弾のセンターに面を当てている。
しかし、その爪自体がバレルのセンターになっていない場合、弾が左右にそれることとなる。
そこで、爪自体をバレルのセンターにする作業。
作業は至って簡単。ホップレバーが寄ってる側にアルミテープを何枚か貼って、ホップレバー自体をセンターに持ってくる。
貼ってセンタリングを終えたのち、丁寧に窓を開ける。
結果
試射していないので精度は未定だけども、気密を上げたことにより出力が上がり、安定もした。
ちょっとギリギリ過ぎるんで、スペーサーで調整が必要。
残作業
・ピカールを買ってきてバレル内部の鏡面仕上げ。
・出力調整。
・試射して精度が悪い場合、インナーバレルのブレ対策。
いつもサバゲに誘ってくださる方に、10月サバゲをお願いしたので、ずっとテンション上がってる。
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